貼り紙の楽しみ方

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えっと、今年最後なので、野暮を承知でこれのよさを解説します。

これは5枚のレイヤーからなる貼り紙で、
みどころは、透明/半透明の具合。縦横の線の交差。
それらを、割れたり破れたり汚れたりしてる部分がかき乱している点です。

奥から丁寧に見ていくと、まず背景があって、
いちばん奥のレイヤー1は金属製の黒い格子の柵。レイヤー2〜5の支持体。
レイヤー2は三本の横長の長方形。レイヤー3〜5を貼付けている粘着テープ。半透明。
レイヤー3はレイヤー5とともにレイヤー4(コピー紙)を挟んでいるプラケース。半透明。
レイヤー4はA4のコピー紙。破れて汚れて「ずる 管理者」とだけ伝えている。
レイヤー5は半透明でギザギザに割れている、コピー紙を入れるケースの表面。
となっています。

2〜4全部重なってるところでも格子の縞は透けて見えている点や、
4と5の、シンクロしそうでしない断面も、たまらないですね。
「管理者」という文字がすまして居る感じもいいです。

さらに空想して、
このプラケースを破壊したのは、中の紙を換えようとした人物である可能性が高い。
コピー紙は湿気ており、ケースに張り付いてなかなか引き出せない。
むりやり開きながらやってたら、バキッと割れて、紙はビリッ → キレて放置。
のスムーズな展開も目に浮かぶようです。



いっこいっこ解説してみましたが、どうだったでしょうか。
興がそがれた? …まぁそうでしょう。
僕が「空あります」でいいなぁと思ってとりあげる事物の基本的な構造を
端的にしめす好例だったので解説してみましたが、
なんかレイヤーレイヤー言いたいだけみたいな痛い感じになってしまいました。
解説なんてもうこりごり。(とほほ〜)

というところで、今年はおひらきにします。
よいおとしを。




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by namenamae | 2013-12-30 22:13 | 貼り紙